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保健省の15日午後の発表によると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による死者は累計207人、4月末から広がった第4波では172人となった。
死者数は前日比+69人増加したことになるが、これはホーチミン市が6月7日から7月15日までの期間に市内の医療施設で死亡した感染者の情報を、保健省傘下診療管理局の新型コロナ患者治療管理システムに登録したため。同市ではこのほかにも22人の死亡が確認されているが、情報が整い次第システムに登録するという。
保健省の新型コロナに関する15日午後の発表によると、26省・市で市中感染者1889人が新たに確認された。海外からの入国者33人も陽性となった(うち1人は日本からの入国者)。
新規の市中感染者の内訳は、◇ホーチミン市:1399人、◇東南部地方ビンズオン省:122人、◇南部メコンデルタ地方ドンタップ省:63人、◇東南部地方ドンナイ省:60人、◇南部メコンデルタ地方ロンアン省:41人、◇南中部沿岸地方ダナン市:33人、◇南部メコンデルタ地方ベンチェ省:30人、◇南中部沿岸地方フーイエン省:30人、◇南部メコンデルタ地方ビンロン省:17人、◇南中部沿岸地方ビントゥアン省:17人、◇東南部地方ビンフオック省:13人、◇北部紅河デルタ地方フンイエン省:12人、◇南部メコンデルタ地方カントー市:11人、◇南中部沿岸地方ニントゥアン省:10人、◇ハノイ市:7人、◇南部メコンデルタ地方ソクチャン省:4人、◇南中部沿岸地方クアンガイ省:4人、◇南中部沿岸地方カインホア省:4人、◇北部紅河デルタ地方バクニン省:3人、◇南部メコンデルタ地方チャビン省:3人、◇南中部沿岸地方ビンディン省:1人、◇南部メコンデルタ地方カマウ省:1人、◇北部紅河デルタ地方ビンフック省:1人、◇南中部高原地方ラムドン省:1人、◇南中部高原地方ダクラク省:1人、◇東北部地方バクザン省:1人。
市中感染者のうち1685人は感染者の接触者(F1)や既存の集団感染発生地域の関係者などで、隔離区域内または封鎖区域内で感染が確認された。
また、15日午後、ホーチミン市の隔離区域内ですでに感染が確認されていた689人について、新たに感染者の番号が割り振られた。これを合わせると、保健省が15日午後に発表した市中感染者数は計2578人となる。
ホーチミン市の第4波の市中感染者数は2万人を超えて2万1493人に達した。
午前と午後の発表を合わせると(15日は正午の発表なし)、同日の市中感染者数は29省・市の計3379人で過去最多となり、初めて3000人を超えた。
15日午後の発表時点でベトナム国内の新型コロナ累計感染者数は4万0850人で4万人を超え、死者数は207人となっている。