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ホーチミン市10区ホアフン(Hoa Hung)通りにあるチーホア(Chi Hoa)刑務所で3日に死亡した被告人(男・26歳、同市1区在住)が、死後のクイックテストで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染していたことが確認された。
男は4月に薬物の違法取引の容疑でホーチミン市警察に逮捕され、5月12日にチーホア刑務所に移送された。規定に従い健康観察と隔離措置が行われた後、監房に移動した。
3日午後、看守が男の発熱を確認し、男は公安省傘下4月30日病院に搬送されたが、同日夜に死亡した。死因は急性呼吸不全、敗血症性ショック、肺炎と診断され、クイックテストを行ったところ陽性となった。
同市警察は保健当局と協力し、男の接触者の特定と監房の消毒など対策を講じている。
これに先立つ6月末、同刑務所では看守3人の感染が確認された。その後、6日までに看守や囚人など合わせて81人の感染が確認されている。