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ホーチミン市人民委員会のグエン・タイン・フォン主席は4日に開かれた政府とのオンライン会合で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者の濃厚接触者(F1)に対する自宅隔離措置について、「14+14」の形で実施すると報告した。
「14+14」とは、14日間の集中隔離の後に14日間の自宅隔離を適用する措置。
保健省が同市に先般送付したガイダンスによると、保健省はF1の自宅隔離期間を28日間としている。しかし、市は市中感染が急拡大している現状を踏まえ、集中隔離と自宅隔離を組み合わせた「14+14」を適用することとした。
保健省のガイダンスによると、独立した住居があり、住居内にトイレ・バスルーム・ごみ箱・体温計・生活用品などを完備した個室を確保できる場合、F1の自宅隔離が可能となる。
なお、同市では1万4392人が集中隔離施設、3万6305人が自宅・宿泊施設で隔離措置を受けている。組み合わせ措置「14+14」は、F1による感染リスクを抑えながら集中隔離施設の圧力を緩和することが狙いだ。