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保健省の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する30日正午の発表によると、10省・市で市中感染者115人が新たに確認された。海外からの入国者1人も陽性となった。
新規の市中感染者の内訳は、◇ホーチミン市:63人、◇東南部地方ビンズオン省:24人、◇北部紅河デルタ地方フンイエン省:9人、◇東北部地方バクザン省:8人、◇北部紅河デルタ地方バクニン省:5人、◇南中部沿岸地方フーイエン省:2人、◇南部メコンデルタ地方ロンアン省:1人、◇南中部沿岸地方ビンディン省:1人、◇北部紅河デルタ地方ハイフォン市:1人、◇東北部地方バクカン省:1人。
市中感染者のうち112人は感染者の接触者(F1)や既存の集団感染発生地域の関係者などで、隔離区域内または封鎖区域内で感染が確認された。
午前と正午の発表を合わせると、同日の市中感染者数は11省・市の計208人。
30日正午の発表時点でベトナム国内の新型コロナ累計感染者数は1万6623人、死者数は80人となっている。
ホーチミン市では、11区人民委員会副主席が疑陽性となったことを受け、ビントイ(Binh Thoi)通りにある11区人民委員会庁舎を封鎖している。この副主席はこれに先立ち、同区のワクチン接種会場となっているフート競技場での任務に就いていた。
同区人民委員会では、150人の幹部や職員らが検査を受け、庁舎内で待機している。検査の結果が出た後、感染者の接触者(F1)は14日間の集中隔離措置を受け、F1の接触者(F2)は自宅へ戻ることになる。
同区の諸手続きはオンラインで対応する。また、書類の手渡しについては、感染者やその関係者と別の場所で業務を行っているため、通常通り対応する。