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保健省の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する16日午前の発表によると、4省・市で市中感染者91人が新たに確認された。日本から入国した日本人専門家1人も陽性となった。
新規の市中感染者の内訳は、◇東北部地方バクザン省:61人、◇ホーチミン市:19人、◇北部紅河デルタ地方バクニン省:9人、◇北中部地方ハティン省:2人。
これにより、4月27日以降の第4波の市中感染者は40省・市の計8088人となり、12日に7000人を超えてから4日間で+1000人以上増加した。
市中感染者のうち90人は感染者の接触者(F1)や既存の集団感染発生地域の関係者などで、隔離区域内または封鎖区域内で感染が確認された。ホーチミン市の1人は保健省が詳細を確認中。
16日午前の発表時点でベトナム国内の新型コロナ累計感染者数は1万1304人、死者数は61人となっている。
東南部地方ビンズオン省タンウエン町では、15日から最も規制が厳しい首相指示第16号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置を適用している。これに先立ち、同町では2日から首相指示第16号/CT-TTgより規制が緩い首相指示第15号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置を適用していた。