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グエン・タイン・ロン保健相は、ホーチミン市ゴーバップ区3街区グエンバンコン(Nguyen Van Cong)通り415/8/4番地に拠点を置くキリスト教福音団体「リバイバル・エクレシア・ミッション(Revival Ekklesia Mission)」関連の集団感染(クラスター)について、すでに4~5回の感染サイクルを経ており、四次感染または五次感染を起こしているとの見方を示した。
感染源はまだ明らかになっていないが、市内の3つの工業団地や多数の企業でも同団体関連の感染者が確認されており、このクラスターは今後さらに拡大すると予測されている。ロン保健相はまた、市内で発生したクラスターの中で最も危険で最も制御が難しいと述べた。
ロン保健相によると、感染者が最初に症状を自覚したのは5月13日だったが、最初に陽性者が確認されたのはその14日後だった。多くの研究によれば、このウイルス株は感染サイクルがわずか2~3日間と非常に短く、ウイルスを短期間で拡散させるという。
感染者の接触者(F1)からF2へ、F2からF3へ、F3からF4へ、F4からF5へと感染が広がり、F4やF5が感染者(F0)になっているとすれば、今後市内の別の場所でも感染源不明の新たなクラスターが発生する可能性があると予測されている。
このクラスターが確認された当初、ホーチミン市保健局は2回の感染サイクルを経て二次感染を起こしていると見ていたが、その後のわずか6日間で市内22区・郡のうち20区・郡にまで感染が拡大したことから、四次感染・五次感染の見方が出てきた。2日までに感染者が確認されていないのは11区とカンゾー郡のみとなっている。
なお、「リバイバル・エクレシア・ミッション」でのクラスターと同時期に同市タンフー区でもクラスターが確認されたが、双方に関連性があることがわかっている。