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南中部沿岸地方ダナン市の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防国家指導委員会は26日に開いた会議で、市内のタクシーや配車アプリによる乗客輸送と二輪車による配送デリバリーのサービスについて、5月28日午前6時から再開することで一致した。
これに先立ちダナン市人民委員会は、同市で活動していた配車アプリ「グラブ(Grab)」運転手が新型コロナに感染したことを受けて、通達第2938号/UBND-KGVXを発出し、5月17日から前述の各サービスを停止させていた。
ダナン市はその後の8日間で、市民や工業団地の労働者など約18万人を対象に新型コロナウイルス検査を実施したが、市中感染者は1人しか確認されず、市は規制を緩和することを決定。
具体的には、検査完了後に市内のタクシーや配車アプリによる乗客輸送と二輪車による配送デリバリーのサービスの再開を認めることとした。運転手は1回目の検査で陰性判定を受けていなければならず、サービス再開後に2回目の検査を受け、毎日の健康申告が義務付けられる。
なお、9席以下のタクシーおよび契約車両による乗客輸送(グラブカー=GrabCarなどの配車アプリ含む)については、定員の半分以下でサービスを行わなければならない。