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保健省によると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の国内3554人目の感染者(男性・81歳)が19日に死亡した。新型コロナによる死者は国内39人目。
COVID-19予防国家指導委員会によると、この男性には、糖尿病や高血圧、肝硬変、痛風などの基礎疾患があったという。男性は5月3日に基礎疾患の治療のため、ハノイ市中央熱帯病病院に入院し、11日に新型コロナ陽性が確認された。
その後は人工呼吸器や人工透析、抗生物質による治療を続けていたが、症状が回復することはなく、19日夜に死亡した。死因は、基礎疾患の悪化、敗血症性ショックおよび新型コロナと診断された。
新型コロナによる死者は国内39人目で、4月末から広がった国内第4波では4人目の死者となる。これに先立ち、第4波では、国内3839人目の感染者(女性・89歳)と国内3055人目の感染者(男性・34歳)が、いずれも入院先のハノイ市中央熱帯病病院で死亡。19日には国内3197人目の感染者(女性・64歳)も死亡しており、1日で新型コロナによる死者が2人出たことになる。