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公安省捜査警察機関は18日、個人情報など1300GB分の違法な略奪・収集・販売を刑事事件として立件し、ハノイ市にあるVNITテック(VNIT TECH)の社長らに対する捜査を進めていることを明らかにした 。
主犯格は同社社長のライ・ティ・フオン容疑者(女・29歳)と、その夫で同社のプログラマーであるズー・アイン・クイ容疑者(男・33歳)の2人。フオン容疑者とクイ容疑者を含む10人以上がインターネット・通信ネットワークを悪用し、情報を違法に掲載・使用した容疑で捜査を受けており、このうちフオン容疑者は在宅起訴された。
情報技術(IT)サービスを提供するVNITテックをカムフラージュとして、容疑者らは長期間にわたり、電力会社や銀行、証券会社、不動産会社、家電量販店をはじめとする機関・組織の顧客情報など1300GB分を違法に略奪・収集・販売していた。
個人情報には氏名や生年月日、身分証明書番号、住所、電話番号、銀行口座番号、銀行口座残高、職業などが含まれる。
情報は、機関・組織のデータベースを管理する担当者から調達したもの、または機関・組織のシステムを乗っ取って略奪したもので、多くの個人・組織が事業用や転売用としてデータを購入したという。
警察は事件の裏付け捜査を進めている。