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中央衛生疫学研究所が実施した新型コロナウイルスに関する遺伝子配列解析の結果によると、北部紅河デルタ地方ビンフック省関連の集団感染ではインド型、同ハナム省関連では英国型の変異株が確認された。保健省が4日午後に明らかにした。
ビンフック省では、フックイエン市のカラオケ店「サニー(Sunny)」の従業員3人の遺伝子配列解析を行ったところ、いずれもインド型の変異株に感染していることがわかった。
また、ハナム省の6人と北部紅河デルタ地方フンイエン省の2人、北中部地方ハティン省の2人(ラオスから陸路でベトナムに入国)からはいずれも英国型の変異株が確認された。
これに先立ち、西北部地方イエンバイ省でインドから入国したインド人専門家4人と、専門家らが隔離措置を受けていたホテルの従業員1人が新型コロナ陽性となった事例では、インド型の変異株が確認されている。
今回インド型の変異株が確認されたビンフック省での集団感染は、ベトナムを陸路で出国した後に中国当局の検査で陽性となった中国人専門家2人に関連している。この中国人専門家らは、陽性となったインド人専門家らと同じホテルで隔離措置を受けていたことがわかっている。