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保健省の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する2日午後の発表によると、北部紅河デルタ地方ハナム省と同ビンフック省で市中感染者8人が新たに確認された。
また、海外からの入国者12人の感染も確認され、うち4人は日本から帰国したベトナム人だった。
2日午後の時点でベトナム国内の新型コロナ累計感染者数は2962人、死者数は35人となっている。
新たに確認された市中感染者8人のうち2人はハナム省在住で、日本からベトナムに帰国し隔離期間終了後に陽性となった2899人目の感染者に関連する。
別の6人はいずれもビンフック省フックイエン市のカラオケ店の従業員で、4月9日から23日まで西北部地方イエンバイ省で入国後の隔離措置を受けていた中国人専門家と接触があった。
この中国人専門家が隔離措置を受けていたイエンバイ省のホテル「ニューグエット2(Nhu Nguyet 2)」では、同じく隔離措置を受けていたインド人専門家4人とホテル従業員1人の陽性者も出ている。中国人専門家は、ベトナムを陸路で出国した後の29日に中国当局の検査で陽性となった。