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英国・タイムズ紙(The Times)が発行する高等教育情報誌「タイムズ・ハイアー・エデュケーション(The Times Higher Education)」が発表した「THEインパクトランキング(THE Impact Rankings)」2021年版で、ベトナムの大学4校が世界の経済社会の持続可能な発展に大きな影響力のある大学としてランクインした。
ベトナムからランクインしたのは、◇トンドゥックタン大学(ホーチミン市、401-600位グループ)、◇ハノイ国家大学(ハノイ市、同)、◇ハノイ工科大学(ハノイ市、601-800位グループ)、◇フェニカー(Phenikaa)大学(ハノイ市、801-1000位グループ)の4校。
同ランキングは、世界94か国・地域の1115大学をランク付けしたもので、2019年に第1回目が発表された。国別でランク入りした大学が最も多いのはロシアの75校、続いて日本が73校となっている。
なお、同ランキングでは、持続可能な開発目標(SDGs)のうち、◇脱貧困、◇飢餓対策、◇健康と福祉、◇質の高い教育、◇ジェンダー平等、◇安全な水と衛生、◇クリーンエネルギー、◇働きがいと経済成長、◇産業と技術革新、◇不平等の是正、◇持続可能な都市とコミュニティ、◇責任ある生産と消費、◇気候変動対策、◇海洋生態系の保護、◇陸域生態系の保護、◇平和と公正、◇パートナーシップの17の指標に基づいて各大学をランク付けしている。
同ランキングの世界トップ5は以下の通り。
1位:マンチェスター大学(英国)
2位:シドニー大学(オーストラリア)
3位:RMIT大学(オーストラリア)
4位:ラ・トローブ大学(オーストラリア)
5位:クイーンズ大学(オーストラリア)