(C) ベトナム航空 写真の拡大. |
ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は23日、国際航空運送協会(IATA)が運用の準備を進めているデジタル健康パスポート「IATAトラベルパス(IATA Travel Pass)」を導入する計画を明らかにした。
HVNはIATAトラベルパスの導入について2月25日からIATAと交渉を開始し、IATAから同事業への参画について同意を得た。
IATAトラベルパスは、人々の移動の安全性を確保する証明書となる「ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)」の役割を果たす世界的なアプリケーション。信頼性のある新型コロナウイルス検査結果などを記録し、◇各国政府、◇新型コロナウイルス検査機関、◇航空会社、◇乗客の関係者間の情報交換の機密性と一貫性を確保する。
IATAトラベルパスは世界70か国以上の政府から賛同を得ており、シンガポール航空(Singapore Airlines)やカタール航空(Qatar Airways)など20社以上の航空会社が事業に参画している。