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保健省の15日午後と16日午前の発表によると、北部紅河デルタ地方ハイズオン省で市中感染による新型コロナウイルス陽性患者2人が新たに見つかった。また、海外から入国した3人も陽性と判明した。
これにより、16日午前の時点で国内の累計感染者数は2559人となった。1月28日以降に確認された市中感染は13省・市の計903人で、このうち719人がハイズオン省で確認されている。
市中感染による新規感染者2人はいずれも集団感染が発生したキムタイン郡キムディン村在住で、感染者の接触者(F1)としてすでに隔離措置を受けていた。
入国者3人はいずれもベトナム人で、2人は空路、1人は陸路で入国し、入国後の隔離期間中の検査で陽性となった。
なお、ベトナムでは8日に新型コロナウイルスワクチンの接種を開始し、15日までに12省・市の1万5865人にワクチンを接種した。
また、15日には2種類目の国産ワクチンとなる「コビバック(Covivac)」の第1期臨床試験が始まり、治験ボランティア6人への接種が行われた。