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保健省の5日午後6時から8日午前6時までの発表によると、市中感染による新型コロナウイルス陽性患者47人が新たに見つかった。また、日本から入国した1人も陽性と判明した。
これにより、ベトナム国内の新型コロナウイルス感染者数は累計2005人となり、ベトナムで感染者が初めて確認された2020年1月以降、累計2000人を超えた。1月28日以降に確認された集団感染は計422人となっている。
市中感染による新規感染者47人の内訳は、◇北部紅河デルタ地方ハイズオン省:31人、◇ホーチミン市:5人、◇東北部地方クアンニン省:3人、◇西北部地方ディエンビエン省:3人、◇ハノイ市:1人、◇東北部地方ハザン省:1人、◇北部紅河デルタ地方バクニン省:1人、◇東南部地方ビンズオン省:1人、◇南中部高原地方ザライ省:1人。
入国者の1人は、ベトナム国籍の男性(29歳)。日本からホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着し、南部メコンデルタ地方ロンアン省で隔離措置を受けていた。5日の検査で陽性となり、現在はロンアン省総合病院で隔離・治療中。
6日午後には、ホーチミン市タンソンニャット国際空港の職員の男性(27歳)の感染が発表された(1979人目の感染者)。同時に1979人目の感染者と接触があったビンズオン省在住の男性(21歳)も陽性となった。
8日午前の発表では、タンソンニャット国際空港の職員4人が陽性と判明し、同空港の職員の感染は5人に増えた。5人は同じチームで荷物の積み下ろしを担当していたが、乗客との接触はなかったという。
5人は、空港が全職員(7300人)を対象に1月30日から2月6日にかけて自主的に実施した新型コロナウイルス検査で陽性と判明した。
8日午前までに、当局は5人と接触があった214人を特定し、検査を行うなど対策を講じている。