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ホーチミン市人民裁判所は1日、ベトナムに不法入国した中国人の不法滞在を支援したとして不法滞在手配仲介罪に問われていた被告3人に有罪判決を下した。
グエン・タイン・チュン被告(男)とグエン・クアン・タン(男)の2人に禁固7年、チャン・チー・ハオ被告(男)には禁固4年6か月の判決がそれぞれ言い渡された。
起訴状によると、被告らは6月から7月にかけて市内の住宅を借り、不法入国した中国人計21人の滞在を手配・支援したとされている。
犯行が明るみになったのは7月末、タンフー区ルイバンビック(Luy Ban Bich)通りにある路地で、被告らが中国人グループを運ぶための車を待っていたところを警察が摘発した。中国人らは警察に気づくと四散したが、一部がその場で身柄を拘束された。
被告らはいずれも罪状を全面的に認めており、情状酌量を求めたが、裁判所は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が国に悪影響を及ぼしている現状を踏まえ、抑止力が必要だとして検察側の求刑よりも重い判決を下した。