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北中部地方トゥアティエン・フエ省フォンディエン郡フォンスアン村(xa Phong Xuan, huyen Phong Dien)で建設中の第3ラオチャン(Rao Trang 3)水力発電所で12日未明に地滑りが発生し、工事現場の作業員17人が行方不明となった事故で、24日午後に1人の遺体が新たに発見・収容された。
遺体は高速船でフエ市第268軍医病院に搬送された。DNA鑑定による身元確認を経て遺族に引き渡される。17人のうち、これまでに計5人が遺体で発見されているが、今もなお残る12人の捜索が続いている。
台風の影響により、救助隊は25日に一旦撤収し、同発電所から約10km離れた第4ラオチャン水力発電所に避難した。天候が回復すれば、捜索を再開する予定だ。
なお、この事故を受けて捜索救難に向かっていた救助隊メンバー15人も森林警備隊の事務所で地滑りに巻き込まれ、全員が遺体で発見されている。