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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の危険性が低い国・地域からの外国人専門家や投資家、高技能労働者の受け入れについて、ホーチミン市保健局は8日、同市タンソンニャット国際空港を通じて入国する外国人専門家らのホテル利用有料隔離計画案に関する公文書を関連機関宛てに送付した。
同局は文書で、ホーチミン市近隣7省で勤務する外国人専門家らについて、市では対象者の隔離に関する書類を受け付けないこととし、入国後の移動や隔離は対象者の勤務先の地元当局が主体的に手配するよう各省当局に要請した。
該当の7省は、◇東南部地方ビンズオン省、◇同ビンフオック省、◇同タイニン省、◇同ドンナイ省、◇同バリア・ブンタウ省、◇南部メコンデルタ地方ロンアン省、◇同ティエンザン省。
外国人専門家らを受け入れる省当局は、対象者が搭乗する航空便の情報について、ホーチミン市国際医療検疫センターやホーチミン市疾病管制センターに報告しなければならない。
同7省以外の省・市については、隔離対象者がホーチミン市での隔離を希望すれば、対象者の勤務先が所在する省・市人民委員会から文書でホーチミン市人民委員会に支援を要請し、同市人民委員会または同市保健局から同意を得る必要がある。
同意を得られた場合、省・市当局はホーチミン市の指定するホテルに連絡し、外国人専門家らの隔離を予約する。さらに、対象者の入国許可が出た後は、ホーチミン市国際医療検疫センターとホーチミン市疾病管制センター、区・郡医療センターに報告しなければならない。