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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の危険性が低い国・地域から外国人専門家・投資家・高技能労働者の受け入れや国外で立ち往生しているベトナム人を帰国させるための国際線の定期便運航が9月下旬に再開したばかりだが、入国者の隔離規定に不備があるとして、交通運輸省傘下ベトナム民間航空局(CAAV)が国際線の乗り入れを一時停止することを決定した。
入国後の隔離については、外国人の隔離はスムーズに行えているものの、ベトナム人に対する隔離規定は隔離先ホテルの選定や隔離費用の徴収などのルールに統一性を欠いていたため、抗議の声が上がっていた。
こうした事態を受け交通運輸省は、国際線定期便の乗り入れの一時停止を決定。現在、ワークフローについて保健省からのガイダンスを待っている。保健省は全国で適用可能なワークフローを策定中で、10日までに完成させて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防国家指導委員会に提出する方針。
また交通運輸省は7日、ノイバイ国際空港とタンソンニャット国際空港に乗り入れる国際線について今後の運航計画を発表し、ハノイ市とホーチミン市の当局に意見を仰いでいる。
計画によると、ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)とベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)の2社の運航する4便(最大1304席)が火・水・木・金にハノイ市に、5便(最大1290席)が火(2便)・水・木・金にホーチミン市にそれぞれ乗り入れる。各路線は、台湾、中国、韓国、日本、ラオス、カンボジアの6か国・地域からベトナムに乗り入れるもの。
最終更新:2020年10月8日 19:42JST