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ホーチミン市人民委員会はこのほど、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染リスクのある人の隔離・健康観察向けに、計2200病床規模の集中隔離施設5か所を設置することを決定した。
集中隔離施設は以下の5か所で、いずれもホーチミン市司令部が運営する。
◇12区チュンミータイ街区トーキー(To Ky)通りにある第7軍区軍事学校(850床)
◇ホックモン郡タンヒエップ村(xa Tan Hiep)レロイ(Le Loi)通りにある第7軍区BB117師団隔離区域(400床)
◇ニャーベー郡フースアン村(xa Phu Xuan)チャンティクイ(Tran Thi Quy)通りにあるBB10連隊隔離区域(100床)
◇クチ郡ニュアンドゥック村(xa Nhuan Duc)にあるホーチミン市軍事学校B区・C区隔離区域(650床)
◇クチ郡フーミーフン村(xa Phu My Hung)にある新兵野外訓練場の集中隔離センター(200床)
同5か所は政令第101号/2010/ND-CPに従って集中隔離の対象者を受け入れ、健康観察を行う。隔離期間中に咳や発熱などの症状が出れば、カンゾー郡新型コロナ治療病院に移される。隔離期間が終われば、証明書も発行されるという。
ホーチミン市では、海外からベトナムに入国する専門家や労働者などに対し、ホテルなどの有料隔離施設での隔離も認めている。