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ホーチミン市1区のベトナム祖国戦線委員会とホーチミン共産青年同盟支部はこのほど、共同でペットボトル1kgとコメ1kgを交換するプログラムを開始した。実施期間は1か月を予定している。
1区グエンタイビン街区共産青年同盟支部のホアン・ドゥック・ビン書記によると、このプログラムは社会福祉と人々にプラスチックごみを道路や運河などに投げ捨てないとの意識を広めることを目的としたもので、住所にかかわらず誰でも交換できる。1区青年同盟支部は約1000kgのコメを準備し、各街区に100~200kgを割り当てている。
グエンタイビン街区の集合住宅で暮らしているホアン・ミー・ズンさん(女性・65歳)は、思いがけず4kgのコメを得られたと笑顔を見せた。グエンコンチュー通りに住むグエン・バン・ミンさん(男性・43歳)は、コロナ禍で困難な状況にある人々を助けるばかりでなく、ごみ分別の重要性を理解するのに役立つとプログラムの意義を評価し、「ペットボトルやごみを外に投げ捨てないという一人一人の小さな行動が、地峡環境の保護につながると思う」と語った。