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11日と12日に開催された「第31回国際生物学オリンピック(IBO 2020)」で、ベトナム代表として出場した高校生4人のうち1人が金メダル、1人が銀メダル、1人が銅メダルを獲得し、1人が優良賞を受賞し、前年大会に続き代表全員が入賞した。
今年は長崎県長崎市で開催が予定されていたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を考慮して「IBO Challenge 2020 (リモート大会)」に変更された。ベトナムではベトナム国家大学ハノイ校(ハノイ国家大学)自然科学大学が会場となった。
金メダルを獲得したのはホー・ベト・ドゥックさん(北中部地方トゥアティエン・フエ省クオックホック(国学)高校3年生)、銀メダルを獲得したのはドン・ゴック・ハーさん(ハノイ国家大学自然科学大学付属高校3年生)、銅メダルを獲得したのはハー・ブー・フエン・リンさん(同3年生)。優良賞にはグエン・ティ・トゥー・ガーさん(東北部地方フート省フンブオン高校2年生)が入賞した。
初日に実施された実験試験は、当初予定されていた実験から、実験設備等を必要としないバーチャル形式に改変され、動物生理学(3時間)とバイオインフォマティクス(1.5時間)の2題が出題。2日目の理論試験は通常の開催時と変わらず、2題(各3時間)が出題された。