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ハノイ市ホアンキエム区人民委員会は、21日から同区ホアンキエム湖(ho Haon Kiem、別称:ho Guom)および旧市街の歩行者天国を中止すると発表した。この措置は新たな通知があるまで継続する。
これに先立ち、新型コロナウイルスの第1波がベトナムを襲っていた今年2月にも同様の措置が取られており、同地区の歩行者天国が中止になったのは今年2度目。1度目の措置では3か月以上も中止となり、5月15日にようやく再開された。
同市では、7月15日から29日までの間に、新型コロナ第2波の震源地となった南中部沿岸地方ダナン市から来た約7万2000人を対象に検査を実施。このうち既に5万人は結果が出ており、1人の感染者が見つかった。それ以外でも、20日には1人の市中感染者が確認されている。
なお、最近見つかった他省の例を見てみると、病院やレストラン、結婚式などでのクラスター(集団)感染が疑われるケースが増えている。こうした状況を受けて、ハノイ市では19日からレストラン、バー、カフェなどの飲食店に対し1m以上の対人距離を空けるよう義務付けるなど対応を厳格化させた。