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ホーチミン市人民委員会は30日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染が拡大していることを受けて、公共の場で30人以上で集まることを禁止し、バーとディスコの営業を一時停止する内容の文書を公布した。31日午前0時より施行され、新たな発表があるまで継続する。
市人民委員会は、各区・郡レベルの人民委員会に対して、99日ぶりに市中感染が確認され、その後も国内で感染者が相次いで見つかるという、新たな局面を迎えた新型コロナの感染状況に対応すべく、感染防止計画を早急に見直すよう求めた。
公布された文書によると、緊急性のない娯楽イベント、集会、投資促進会議などを延期・中止とし、結婚式や葬式の参加人数を制限。さらに学校と病院を除く公共の場に30人以上で集まることを禁止。この他、不要不急のサービスとして、バーとディスコは当面営業停止となることが決まった。
また市人民委員会は、ウェブ会議システムの導入、公共の場でのマスク着用とソーシャルディスタンスを保つこと、アルコール消毒手洗いなどを市民に推奨している。