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2017年6月にホーチミン市で摘発された大規模な麻薬密造・密売事件の裁判がこのほど行われ、同市人民裁判所は、被告10人のうち5人に死刑を言い渡すなど厳しい判決を下した。
被告10人のうち、5人が死刑、4人が終身刑、残る1人は16年の禁固刑をそれぞれ言い渡された。被告らは麻薬密造・密売・所持罪、詐欺・資産横領罪、個人・組織の印鑑偽造罪などに問われていた。
死刑判決を受けたのは、麻薬ルートの元締めとして特定されたバン・キン・ズオン被告(男・40歳)ら5人。ズオン被告には前科があり、服役中に刑務所を脱走して麻薬ルートを運営していた。同被告の恋人であるブー・ホアン・アイン・ゴック被告(女・26歳)は麻薬所持罪に問われて禁固16年の判決を言い渡された。
同事件では、被告らが結晶状にした各種麻薬200kg以上を密造・密売していたことが確認されている。