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ベトナム政府は25日、電子ビザ発給対象国を指定する政府決議第79号/NQ-CPを公布した。同決議は7月1日から施行される。
同決議では、電子ビザ発給対象国を80か国としている。この中には、日本や韓国、中国、米国、英国、ドイツ、フランスなどが含まれる。
電子ビザを取得した外国人が利用できる国際国境検問所は、◇国際空港:8か所、◇国際港:13か所、◇陸路国境検問所:16か所の計37か所。
国際空港8か所は以下の通り。
◇ノイバイ国際空港(ハノイ市)
◇タンソンニャット国際空港(ホーチミン市)
◇カットビー国際空港(北部紅河デルタ地方ハイフォン市)
◇フーバイ国際空港(北中部地方トゥアティエン・フエ省)
◇ダナン国際空港(南中部沿岸地方ダナン市)
◇カムラン国際空港(南中部沿岸地方カインホア省)
◇カントー国際空港(南部メコンデルタ地方カントー市)
◇フーコック国際空港(南部メコンデルタ地方キエンザン省)
観光分野の専門家によると、今回の政府決議は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策としてベトナムが適用している外国人の入国禁止措置の解除に向けた準備の一環とみられる。ただし、同決議を実行するには、今後さらに国際航空路線の運航再開や検疫などに関する規定が必要となる。
なお、ベトナム政府は新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防対策の一環として、3月18日午前0時からベトナムに入国する外国人に対するビザの発給を一時停止している。