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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行がベトナム国内で効率的に制圧されている中、交通運輸省は29日から旅客航空便数および鉄道運行本数を増やすと発表し、長距離バスなどの運行再開についてもガイダンスした。
<航空旅客輸送>
4月29日~30日:
+ハノイ~ホーチミン線:1日20便から1日28便に増便。
+ハノイ/ホーチミン~ダナン線:1日6便から1日8便に増便。
+その他国内線:1日1便から1日8便に増便。
5月1日~15日:
+ハノイ~ホーチミン線:1日36便。
+ハノイ/ホーチミン~ダナン線:1日12便。
+その他国内線:航空会社の需要による。
5月16日以降:
+ハノイ~ホーチミン線:1日52便。
+ハノイ/ホーチミン~ダナン線:1日20便。
+その他国内線:航空会社の需要による。
なお、新型コロナウイルス感染症による影響を受け、2020年の航空旅客数は前年から半減し、4300万人に落ち込む見通しだ。
<旅客鉄道輸送>
4月29日以降は南北統一鉄道(ハノイ~ホーチミン間)の1日の運行本数を往復6本から往復10本に増やす。ハノイ~タインホア/ドンホイ/ダナン/ランソン/タイグエン/イエンバイ間、ホーチミン~ダナン/ニャチャン/ファンティエット/クイニョン/クアンガイ間などの地方鉄道も運行を再開する。
<省・市内の旅客輸送>
省・市内の旅客輸送(路線バス、タクシー、チャーター車両など)は、省・市人民委員会主席が現状を踏まえた上で主体的に決定する。
省・市間の旅客輸送(長距離バスなど)について、「リスクがある地方」では運行再開が可能だが、運行本数を通常の50%までとする。「リスクが低い地方」では運行本数を通常の100%までとする。