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ホーチミン市ビンタン区に工場を構える台湾系の靴製造会社「ポウユエン・ベトナム(宝元ベトナム=Pouyuen Vietnam)」は、同市新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策指導委員会の決定により同市で導入された「新型コロナウイルス感染リスク指数」の条件を満たさず、4月14日と15日の両日に操業を一時停止したが、16日に操業を再開した。ホーチミン市疾病管制センター(HCDC)が明らかにした。
HCDCによると、対策を実施した後、同社の新型コロナウイルス感染リスク指数は以前の81%から42%に改善され、感染リスクは中レベル(指数が30%以上50%未満)と評価された。
同社は労働者数を通常より▲30%(▲2万人)削減し、シフトを調整し同時に作業する労働者の数を減らすことで「工場内の労働者密度」の基準を満たした。また、「送迎車で出退勤する労働者の数」も1000人まで大幅に削減し、バスの運行本数も▲90%削減している。
ポウユエン・ベトナムは、約6万2000人の労働者を抱えており、労働者の送迎バスの乗車場や食堂における人と人の距離が安全基準を満たしていないと指摘されていた。