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グエン・スアン・フック首相は15日午後に開かれた63省・市とのビデオ会議で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防国家指導委員会の提案を承認し、COVID-19対策として4月15日までの実施を予定していた社会的隔離措置について、ハノイ市とホーチミン市を含む12省・市に対し4月22日まで延長することを決定した。
対象となる12省・市は「感染リスクが高い地方」に分類され、ハノイ市、ホーチミン市の2大都市のほか、◇ラオカイ省(西北部地方)、◇クアンニン省(東北部地方)、◇バクニン省(北部紅河デルタ地方)、◇ニンビン省(同)、◇ハティン省(北中部地方)、◇ダナン市(南中部沿岸地方)、◇クアンナム省(同)、◇カインホア省(同)、◇ビントゥアン省(同)、◇タイニン省(東南部地方)の10省・市が含まれる。
同12省・市は状況に応じて社会的隔離措置を4月30日まで延長する可能性もある。措置の適用期間中は引き続き首相指示第16号/CT-TTgに従い、対策を継続しなければならない。
このほか、◇タイグエン省(東北部地方)、◇ランソン省(同)、◇ハイフォン市(北部紅河デルタ地方)、◇ナムディン省(同)、◇ハナム省(同)、◇ゲアン省(北中部地方)、◇トゥアティエン・フエ省(同)、◇ビンズオン省(東南部地方)、◇ドンナイ省(同)、◇ビンフオック省(同)、◇カントー市(南部メコンデルタ地方)、◇キエンザン省(同)、◇ソクチャン省(同)、◇アンザン省(同)、◇ドンタップ省(同)の15省・市は「リスクがある地方」に分類される。
残る36省・市は「リスクが低い地方」に分類される。「リスクがある地方」と「リスクが低い地方」は措置の一部解除が認められることとなる。