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ホーチミン市食品安全管理委員会は25日、市内で営業する各飲食店に対し、一度に受け入れる客の数を最大30人までに制限するよう求めた。これは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の一環として行うもの。
同委員会は、市内各レベルの人民委員会に対して、新型コロナ対策時における飲食店(食堂、レストラン、屋台など)営業についてガイダンスする文書を送付した。
同委員会はこの中で、飲食店が一度に受け入れる客の数を最大30人までに制限するよう要求するとともに、インターネットや電話などを介したデリバリーの販売形態に注力するよう求めた。調理済み食品の生産ラインは通常通り稼働してもいいが、作業員の数を減らすなどしなければならない。
また、ホーチミン市保健局のグエン・タン・ビン局長は24日に開かれた会議で、新型コロナ感染が国内で広がりつつある中で飲食店は営業すべきではないと発言。さらに、現在も多くの飲食店が営業しているが、感染防止のため、各テーブルを2m間隔で空け、一度に大勢の客を受け入れないことが必要だと述べた。
これに先立ち、同市人民委員会は、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、市内における30人以上の規模の飲食店、ビリヤード場、ジム、スパ、理髪店など全てのサービス施設を3月24日18時から3月31日まで営業停止とすることを決定していた。