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ハノイ市当局は18日、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者や隔離措置を受けている人々を監視するアプリ「ハノイ・スマートシティ(Ha Noi SmartCity)」を発表した。
このアプリを通じて、感染者や国の施設または自宅で隔離措置を受けている人々、完治し引き続き経過観察が必要な人々を監視することが可能。
前述の対象者が指定の場所から20~30m離れると、本人、その家族および当局者の携帯電話にアラートメッセージが届く仕組みとなっている。感染者をはじめとする関係者は同アプリのインストールを義務付けられる。
同アプリにはハノイ市の新型コロナウイルス警告マップも搭載され、感染者や接触者、接触者の接触者の居場所、隔離されているエリアなどを容易に確認できる。
ハノイ市の感染者はいずれも感染源が明らかとなっている。また、感染源エリアの封鎖措置の適用期間について、市は通常の21日間より長い28日間としている。これらのエリアでは、新規感染が確認されていない。
また、流行国から入国し隔離対象となった人々が有料で宿泊施設に滞在し隔離措置を受ける事業について、現在までに市内のホテル7軒が受け入れを希望し、1308人に対応できるという。
なお、ハノイ市人民委員会のグエン・ドゥック・チュン主席は、安全を求めて流行国から帰国するベトナム人留学生や越僑(在外ベトナム人)が急増しており、感染源が増える可能性が高いとして、市民に対し3月31日まで外出を控えるよう求めた。また、薬局やスーパーマーケット、食料品店、ガソリンスタンドを除く市内の店舗に対し、必要でなければ一時休業するよう呼び掛けている。