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ベトナム政府は17日、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大予防対策を強化するため、外国人入国者に対する査証(ビザ)の発給を一時停止することなどを決定した。
1.外国人入国者に対するビザ発給一時停止
3月18日午前0時から30日間、ベトナムに入国する外国人に対するビザの発給を停止する。
2.査証免除者などに対する証明書の提出要請
3月18日午前0時から、査証免除者、ベトナム系の人や親族訪問者に対する査証免除書の保有者、その他特別な場合(専門家、企業管理者、高技能労働者など)については、在住国の権限ある機関が発行する新型コロナウイルス感染症が陽性でないという証明書を持ち、かつこの証明書についてベトナムによる承認を得なければベトナムに入国できない。この措置は、外交または公用目的で入国する者には適用されない。
なお、ベトナムに入国する場合は、規定に従い検査を受け、適切な感染症対策措置と隔離措置を受けなければならない。また、現在集中隔離になっているケースに加えて、米国や欧州各国、ASEAN各国から入国する者も集中隔離措置を受けることになる。
ベトナム国内では2月13日までに16人の感染者が見つかり、2月末までに全員が完治・退院した。その後、約3週間は新規感染がなかったものの、3月6日から16日までの11日間に45人の新規感染が確認され、国内の感染者は61人に増えた。