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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防国家指導委員会は、10日午前より全国民に健康状況の申告を義務付けることを決定した。
具体案は、保健省、情報通信省、ベトナム社会保険機関(VSS)、並びに情報通信事業者各社が協力し策定する。
同委員会はまた、欧州連合(EU)加盟国および英国の国民に対するビザ免除措置を一時停止し、感染例が500人以上、または1日の新規感染例が50人以上のEU以外の国々に対してもビザ免除措置を一時停止する方針を明らかにした。グエン・スアン・フック首相から承認を得れば、実施する。
フック首相はこれに先立ち、韓国とイタリアに居住しているベトナム系外国人およびその配偶者と子供に対するビザ免除措置を一時停止することに同意した。外務省をはじめとする関連機関による通知を経て実施する。
なお、ベトナム国内では2月13日までに16人の感染者が見つかり、2月末までに全員が完治・退院した。その後、約3週間は新規感染がなかったものの、3月6日に1人、7日に3人、翌8日に10人の新規感染が確認され、国内の感染者は計30人に増えた。6日以降に確認された新たな感染例14人のうち11人は、ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)のロンドン発ハノイ行きVN0054便で英国からベトナムに入国した人々だ。