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韓国・テグ(大邱)でベトナム人1人が新型コロナウイルス(COVID-19)に感染したことが明らかになった。韓国疾病予防管理局(KCDC)は、国際保健規則(IHR)に従いベトナム保健省に患者の情報を送付した。
韓国のカン・ギョンファ(康京和)外交部長官は2月28日にファム・ビン・ミン副首相 兼 外相と電話会談を行い、韓国政府はベトナム人患者に対し、世界保健機関(WHO)の基準に従い無料で治療を行うと述べた。
在韓国ベトナム大使館によると、韓国では約20万人のベトナム人が居住・留学・就労しており、特に新型コロナウイルスの感染流行地域となっているテグと慶尚北道にはそれぞれ8285人、1万8502人が居住しているという。
なお、韓国国内における新型コロナウイルスの感染者数は2日午前時点で4212人に上り、うち22人が死亡している。