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グエン・スアン・フック首相は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防に関する規定を遵守せず、許可なく隔離エリアから脱走した在ベトナム外国人労働者について、労働許可証を取り消し、厳しく対処するよう指示した。
また、新型コロナウイルスの感染の疑いがある人々の隔離を厳密に実行し、該当者が感染予防の規定に反して隔離施設から脱走する事態を避けるため、首相は公安省と国防省に対し、該当者の管理を強化するよう指導する文書を発出した。
これを受けて、労働傷病兵社会省は各省・市に対し、許可なく隔離施設から脱走した在ベトナム外国人労働者について、労働許可証を取り消すよう指示した。
これに先立ち、東北部地方ランソン省で10日、中国から陸路でベトナムに入国した人々が隔離されているランソン省軍事司令部第123連隊の隔離施設から、女性(44歳)が脱走したことが確認された。この女性は間もなく中国側の国境付近で発見され、ランソン省の隔離施設に移された。