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ハノイ市のベトドク(越独)友好病院はこのほど、交通事故に遭い重傷を負った日本人男性の手術を成功させた。
ベトナムで日本語教師として働く日本人男性(65歳)は1日、バイクを運転中に転倒し、鎖骨を含む複数か所を骨折するなど重傷を負った。男性は同病院に救急搬送され、応急処置を受けて一命を取り留めた。
この男性は糖尿病と痛風を患っており、30年前に大腸の手術を受けたことがあった。医師らは病歴を確認した上で、4日に鎖骨をつなぐ手術に臨んだ。しかし、術後の同日夕方に低血圧と胸部の痛みなどの症状が現れ、急性心筋梗塞と診断された。
医師らは同日夜に心臓手術に踏み切り、30分間にわたる手術の末に男性の無事が確認された。男性は容態が回復しており、引き続き同病院で治療を受けている。