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2018年12月に台湾でベトナム人観光客148人(当初の報道では152人)が行方をくらました事件で、台湾の裁判所は23日、書類偽造、犯人蔵匿、売春強要などの罪に問われていたベトナム人と台湾人の被告3人に禁固刑の判決を下した。
ハノイ市の旅行会社に勤めていたマイ・ティ・チャン被告(女)は禁固9か月、チャン被告の夫である台湾人のティエウ・バン・ルオン被告(男)は禁固3か月の判決をそれぞれ言い渡された。
チャン被告は、台湾での勤務を希望するベトナム人20人を募集し、不法出国を支援する手数料として1人につき1000~3000USD(約10万8000~32万4000円)を徴収した。チャン被告とルオン被告は、逃亡者たちの行方を隠した上、宅配の仕事も紹介したとされる。
チャン被告の同僚で同じ会社に勤めていたグエン被告は禁固3年の判決を言い渡された。グエン被告はベトナム人34人を募集し、手数料として1人につき1000~2500USD(約10万8000~27万円)を徴収。34人中4人が台湾のホテルで買春サービスを提供していたことが分かった。
報道によると、2月19日までに148人中92人が逮捕された、または自首したというが、以降の情報は明らかになっていない。