(C)Thanh nien,Dang Nguyen 写真の拡大. |
「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト(ABUロボコン=ABU Asia-Pacific Robot Contest)2019」が25日、モンゴルのウランバートルで開催され、ベトナム代表として出場したラックホン大学(東南部地方ドンナイ省)が3位(敢闘賞)に入賞した。また「ABUロボコン大賞」も受賞した。優勝は香港、準優勝はモンゴルのチームだった。
今年の競技課題は、開催国モンゴルの遊牧民の馬による駅伝メッセンンジャーをモチーフとした「グレート・ウルトゥー」。対戦する2チームが、それぞれ2台のロボットを駆使して障害物をクリアし早くゴールの「ウーハイ(バンザイの意)」を達成した方が勝ちとなる。
コンテストには16か国・地域から17チーム(開催国のモンゴルから2チーム)が出場した。ラックホン大学は6組に分けられた予選のF組でトップとなり、決勝トーナメントに進出。準々決勝でタイと対戦し勝利したものの、準決勝でモンゴルに敗れた。
ラックホン大学は、このコンテストで過去3回(2014年、2017年、2018年)優勝し、同じく3回準優勝している。審査員や放送局員などの投票によって選ばれるABUロボコン大賞も、今回を含めて3回受賞している。
2020年大会はフィジーで開催される。