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ハノイ市疾病管制センターによると、同市内における年初から6月16日までのデング熱感染者数は市内19区・郡の548人で、前年同期の3倍超に急増している。ただし、現時点で死亡者は出ていない。
デング熱のほか、市内における年初から6月16日までの麻疹(はしか)患者数は1481人だった。既に大半が完治しており、医療施設で引き続き治療中の患者は26人となっている。
今後数日間にわたりハノイ市の天気は28~36度を維持する見通しで、降雨も予想されることから、デング熱の感染が拡大しやすい条件となっている。
こうした中、同センターは、新たな患者の発見に努めるとともに、蚊や蚊の幼虫(ボウフラ)の駆除策を講じている。