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ホーチミン市トゥードゥック区ヒエップビンフオック街区で12日、一家7人が一酸化炭素中毒を起こし、女児1人が死亡するという事故が発生した。
一酸化炭素中毒を起こしたのは、T・T・Pさん(女性・61歳)と、Pさんの孫6人(5~12歳)の計7人。Pさんの夫L・V・M・Hさん(男性・65歳)は当時外出中で、午後1時ごろに帰宅した際に7人が倒れているのを発見し、隣人の助けを借りて全員をトゥードゥック区病院に救急搬送した。
発見時、意識があった5歳の孫息子を除く6人はいずれも昏睡状態にあった。8歳の孫娘については重体で、後に死亡が確認された。別の6人は命に別状がないことが確認されている。
事故の原因は、発電機の使用に起因する一酸化炭素中毒によるものとみられる。Hさんによると、電気代を支払わず電力会社に電力供給を停止されたため、義理の家族から発電機を借りて使用していたという。