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国内初の歩行者天国であるホーチミン市1区のグエンフエ(Nguyen Hue)通りは、外国人観光客にも人気のシンボル的観光地になっている。ただ、残念なことに行商人が集中する場ともなっており、いかにも乱雑で見栄えが悪い。
夜ともなれば、数十台の屋台が連なり、飲食物や子ども用おもちゃなどの行商人が路上で店を広げている。都市秩序担当の係員も見回りしているが、厳しい取り締まりはしていないようだ。
ゴイサオビエン(Ngoi Sao Bien)社のフイン・バン・ソン会長は、観光面から見て活気のある歩行者天国は、歩くだけではなく、買い物や娯楽などきちんと管理されたサービスを楽しめることが不可欠との考えだ。レロイ(Le Loi)通りとグエンフエ通りは、ショッピングを楽しめる歩行者天国地区になり得るとし、ショッピングセンターや大規模店舗の前などで客寄せの軽い見世物を催すことを提案した。
ソン会長はまた、「グエンフエ通りの現状は空間の浪費で、市当局は歩行者天国の空間や活動をプロデュースできる民間企業を選定するべき。当局は管理者の役割を担うだけでいい」と話した。