(C) vnexpress, ニン前副首相 写真の拡大. |
ベトナム共産党中央検査委員会は4月24日から26日にかけてハノイ市で会合を開き、ブー・バン・ニン前副首相など、規定に違反した党員の処分を討議した。
これに先立ち、交通運輸省傘下クイニョン港の株式会社化・資金引き上げにおける国の資産損失について、別の事件で服役している前交通運輸相のディン・ラ・タン被告が長としての責任を負うものと結論付けられている。
こうした中、ニン前副首相およびファム・ベト・ムオン前官房次官、交通運輸次官4人も同事件に関与しており、中でもニン前副首相が問題の株式会社化・資金引き上げの方針を決定し、ムオン前官房次官が政府トップらにその方針を後押ししていたとされる。
中央検査委員会は、ニン前副首相らが国の資産損失を引き起こし、党の権威を損なったとして、違反者を所管する党機関に対して適切な処分を下すよう要請した。