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ベトナム鉄道総公社(Vietnam Railways=VNR)はこのほど、鉄道交通における安全秩序の確保を目的として、鉄道会社各社に対して踏切に監視カメラを設置するよう要求した。
鉄道会社各社は6月中に監視カメラの設置を行い、VNRに報告することが義務付けられている。さらに、VNRは鉄道信号情報会社各社に対しても、6月12日までに踏切警報機を設置するよう求めている。
VNRによると、南北統一鉄道では5月だけでも5件の鉄道事故が発生し、2人が死亡、11人が負傷した。
また、2017年9月16日から2018年4月15日までの期間に全国で発生した鉄道事故件数は199件で、91人が死亡、122人が負傷した。事故のうち約80%が住民により違法に設けられた踏切で発生している。VNRの統計によれば、全国における違法踏切は4211か所に上る。