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2018年で5回目を迎える4月21日の「ベトナム読書の日」に合わせて、ハノイ市ハイバーチュン区にあるトンニャット公園では4月22日(日)まで、読書に関する情報通信省主催のイベントが開催されている。
今回のイベントには、全国の出版社80社が参加し、政治や法律、経済、科学技術、教育、文学、社会、宗教などの分野に関する約5万冊を紹介する約100ブースを出展している。このほか、著者と読者との交流会や新刊の紹介なども催される。
また、ホーチミン市1区のグエンバンビン通り(Nguyen Van Binh)通りにある書店専門街「本通り」でも、ベトナム読書の日を記念した様々な活動が行われている。今回の目玉はミニチュア図書館を模した「本のバス」。「知識を未来へ運ぶ」をテーマとし、4月21日(土)から同通りに設置される。
ベトナム人の活字離れが進む中、グエン・タン・ズン前首相は2014年、人材育成や道徳教育における読書の重要性についての認識を高め、国民に読書を奨励すべく、毎年4月21日を「ベトナム読書の日」とすることを決定した。
ベトナムで出版されている日本の絵本のベトナム語版については、ベトジョーライフ(VIETJO LIFE)の「日本の絵本をベトナム語で~日本文化理解や越語学習に~」を参照。