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ベトナム国家図書館は28日、創立100周年記念と1等労働勲章受章の式典を開催した。チャン・ダイ・クアン国家主席は祝福の書簡を送り、同図書館がこれまでに達成した成果を称賛し、引き続き国の中心的図書館としてふさわしい役割を果たすよう求めた。
同図書館は1917年11月29日に設立され、資料を収集、保管し、国内外の研究者の利用に供してきた。また、ITを早期に導入し、電子図書館を発展させてきた。現在、250万点余りの資料を擁する国内最大の図書館となっている。
同図書館に収蔵されている貴重な資料には、◇漢字とチュノム(漢字を応用して作られた独自の文字)を交ぜ書きしたハンノム文書(5280点)、◇インドシナ文書(6万8500点)、◇1946~1954年の第一次インドシナ戦争時代の文書(約4000点)、◇1922年以降これまでに発行された出版物(158万点)などがある。
キエウ・トゥイ・ガー館長は、「今後もサービスの質を向上して新時代の要求に対応し、読書文化の振興に努め、国土の建設と持続的な発展に貢献したい」と述べた。