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ホーチミン市では、外国人オーナーが経営する飲食店で世界各国の味を楽しむことができる。以下は市内の人気店4選。
オランダ人夫とベトナム人妻のドイツソーセージ屋
ホーチミン市8区バーチャック通りで、オランダ人夫のクリフォード・アレクサンダー・バン・トーアさんとベトナム人妻のファム・ティ・ラン・チンさん夫妻が商っているのがドイツソーセージ屋の通称「欧米人おやじのソーセージ」。
同店では注文が入ってから炭火で焼いた大きなソーセージをパンに挟んだホットドッグが売りで、牛・豚・鶏やチーズなどのトッピングを選ぶことができる。価格は1個3万5000VND(約170円)からでテイクアウトのみだが、夕方17~18時には順番を待つ客で歩道が埋め尽くされるほどだ。
アイスランド出身オーナーのギリシャのピタパン屋
タンビン区ホアンホアタム通りにあるギリシャのピタパン屋は、2年前のオープンから口コミで人気がある店だ。アイスランド出身のポールさんがオーナーを務め、注文が入るとポールさん自らピタパンをフライパンで炙る。
フライドポテトやフライドチキンのほか、牛や豚、キノコなどの具材を載せてミルクベースの特製ソースをかけてくるくると巻いて出来上がり。価格は1個3万5000VND(約170円)。
フランス人が作る本場のクレープ屋
5区グエンビエウ通りにあるクレープ屋では、スイーツクレープとお食事クレープの2種類から選ぶことができる。具材はスイーツクレープならバナナやイチゴにチョコレートやキャラメルソースを、お食事クレープなら卵やハム、ベーコン、チーズなどの具材をお好みで選ぶ。1個の価格はスイーツクレープで2万VND(約99円)から、お食事クレープで3万3000VND(約160円)から。
越米のコラボが新しいタコス屋
2区のグエンティディン通りにあるアヒル料理店では、毎週火曜日の18~23時の間のみ米国とベトナムの味のコラボレーションが絶妙なタコスが登場する。
通常はベトナム人妻がアヒルのローストのワンピ(ミカン科の植物)葉添えやアヒルの和え物などを売っているが、火曜日限定のタコスは米国人の夫が作るソフトタコスにキャベツ、特製ソース、アヒルのローストが載せられる。2区在住の外国人にも人気で、病みつきになる人が続出だとか。価格は1個3万VND(約150円)から。