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ロシアのモスクワに本社を置くコンピュータセキュリティ会社のカスペルスキー(Kaspersky Lab)の調査報告によると、ベトナムのIoT(Internet of Things=モノのインターネット)設備のサーバー攻撃件数は中国に次いで世界2位につけているという。
ウイルス感染率は中国が17%と最も高く、続いて、◇ベトナム:15%、◇ロシア:8%、◇ブラジル・トルコ・台湾:7%の順となっている。IoT設備を狙ったマルウェアは7000種類以上に達しており、その半数は2017年に新たに登場したものだ。
標的となるIoT設備として、カメラ、ルーター、モデム、スマートテレビ、プリンターなどが挙げられる。しかし、これらの設備の大半はセキュリティソフトが付いていない、もしくはセキュリティソフトがアップデートされないのが現状だ。