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交通運輸省は、定員9人未満のチャーター車両配車アプリを活用した旅客輸送車両管理モデル草案を試験的に展開している各地方の交通運輸局に対して、配車アプリ事業の新規認可を一時停止するよう指導した。この背景には、配車アプリを使った新型タクシーの台数が急増しており、交通渋滞の一因になっていることがある。
2017年6月現在、同草案のもとでタクシー配車サービスの展開が認められているのは以下の7つ。
◇ウーバーベトナム社(Uber Vietnam)の「ウーバー(Uber)」
◇グラブベトナム社(Grab Vietnam)の「グラブカー(GrabCar)」
◇マイリングループ(Mai Linh Group)の「マイリンカー(MaiLinh Car)」
◇ハノイ57運輸社(Ha Noi 57 Transport)の「タインコンカー(Thanh Cong Car)」
◇開発投資協力社(Investment Cooperation and Development)の「ホームカー(HomeCar)」
◇リンチャン貿易サービス社(Linh Trang Trading and Services)の「LBカー(LB Car)」
◇ゴイサオ国際貿易観光開発社(Star International Commerce and Tourist Development)の「ビックカー(VicCar)」
当局の統計によると、2017年4月現在、新型タクシーの台数はホーチミン市が2万2000台、ハノイ市が7000台で、当初予想を大きく上回っている。一方、従来型タクシーの台数はホーチミン市が1万1000台、ハノイ市が1万9200台となっている。