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ホーチミン市公共旅客運輸運行管理センターによると、2017年年初6か月における同市の路線バスの利用者数が、数年ぶりに増加に転じたという。
同市の路線バスの利用者数は数年間にわたり減少が続いていたが、年初6か月は前年同期比+14.4%増の1億6330万人となった。これは、2017年の年間計画の47.2%にあたる。
同市は利用者の誘致に向けて、圧縮天然ガス(Compressed Natural Gas=CNG)を使用した新しい車両への投資やサービスの質の向上、観光客にも利便性の高い路線の開発などに注力してきた。2017年中には、更に約800台のCNGバスを導入する予定だ。
なお、同市は現在までに路線バス車両3000台余りを管理するため、監視カメラ4000台を設置した。監視カメラを通じて、長時間の停車や速度超過といった違反、乗務員の態度などを含めた各車両の全ての活動が監視されている。また、車内における盗難など犯罪の監視にも役立っている。