ホーチミン市公共旅客運輸運行管理センターによると、同市は現在までに路線バス車両3000台余りを管理するため、監視カメラ4000台を設置した。監視カメラを通じて、車両の交通違反や乗客に対するドライバーの不適切な態度など、多数のケースが既に発見されている。
監視カメラの設置により、路線バスの運行時間にあたる4時30分から21時30分まで、長時間の停車や速度超過といった違反、乗務員の態度などを含めた各車両の全ての活動が監視される。また、車内における盗難など犯罪の監視にも役立っている。
監視カメラが設置された路線バスのうち、市からの補助金を受けている路線バスが106路線、補助金を受けていない路線バスが35路線となっている。